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萌え語りとかついろぐとか適当に。
2024年11月23日 (Sat)
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2017年04月16日 (Sun)
ロマンシングサ・ガ ザ・ステージ~ロアーヌが燃える日~観てきました。
16日昼公演。公演としては2ステージ目ですね。もちろん台本付きのチケットを買いました。
席は二階席二列目。二階席でも全く問題ないどころか舞台が一望できるので全体の動きがよく見えました。もっと目いい人だったら十分顔も見えるなという印象。当然音響もしっかりしています。

内容としましてはロマサガ3のストーリーをきっちりやりつつハリード関連をがっつり掘り下げたかんじになっています。冒険はもちろんだけどそのへんの国政とかそういうのもきちんと入ってました。ゲッシアがどうとかハリードとシャールの関係ってなんだっけ、ルードヴィッヒって誰やねんみたいな既プレイヤーもすごく新鮮に観られると思います。
大迫力の殺陣、忠実かつほどよいアレンジを加えられて舞台上で表現される世界観他、本当に観てよかったと思える公演でした。本当は全部いきたい。ほんとに。

以下、台本を読みながら気づいたこととか感想をストーリーに沿って書いていきます。これすげー贅沢。
当然のように一切のためらいなくネタバレです。


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ネタバレ注意です。



まずは前説。詩人とゆきだるまかわいい。ゆきだるまがびっくりするくらい馴染むんですよ。ほんと。完全再現しすぎだろってビジュアルなんですけど。足も伸びるんですけど。全く違和感ないの。すごいの。

場面はパブ「シーホーク」からコミカルに始まり、OPへ。これがもうたまらねえの。ハリード・シャール・ルートヴィッヒが三人舞台の中心を向いて己の武器を構えるシーン(伝われ)があるんですけどその時片足立ちでポージングするところがありましてね。ハリードのシルエットがたまらねえのなんのって。そしてブラックがどういう動きしてたのか覚えてないんですが(ごめんなさい)踊ってる! って直感的に思いましてね。こいつかっけえ!!! ってなりました。
キャストコメント動画を観ていたときもブラックの人素敵だなあって思ってたんですよ。ブロマイドとか買っちゃいましてね。好き。

で、そのOPの前にハリードとファティーマ姫の回想シーン、あの「ひめ! ひめ~?」のやつが入るんですけど、そこで「エル・ヌール」について言及があるのですが、劇中ではハリードの本名ではなくゲッシアの古い言葉で「光」という意味で、姫は「私のエル・ヌール(光)」と信頼と親愛を込めて言っている風でした。
なので、ゲームのOPももしかしたら意味合いだったのかもしれないですね。でも姫は自分のことを「ファティーマと呼んで」と言っているのに自分は愛称でハリードを呼ぶのはなんかちょっと違和感あるな。

それはさておいてOP明け、ハリードとファティーマが離れ離れになる原因である神王教団との戦いやシャール関連のことががっつり描かれていきます。
ゲームではセリフでしか描かれていないことが丁寧にひも解かれていくのは良いですね。構成も非常にわかりやすく、国勢などの変化も理解しやすいです。あとシャールとハリードの気の置けないかんじとか。私の認識不足でこのあたり、というか全体的に時系列を把握しきれていない感があるので台本読み込んでちゃんと噛み砕きたいです。本編5年前らしいけどね。台本イイ。すごくイイ。
(多分ゲーム的には本編とほぼ同時か少し前くらいの出来事なんですよね。よく考えたら結構カツカツだったんだな……)

んでもってまさかまさかのやり逃げダイナミック。まさかこのくだりやるとは思ってなかった。8人の主人公たちをちゃんと立てるというのも舞台の目標の一つだったそうなので当然っちゃあ当然なのですが。
舞台ではあれをやったのはマクシムスということになっていました。ゲームは誰って明言はされてないよね。

さて、ルートヴィッヒとマクシムス、シャールとハリードの話は進み、シャールが腕の腱を斬られるに至るまでががっつり描かれます。ゲームではこれももちろん設定で語られたりセリフで描かれるところですね。ハリードあんなに関わってたんだなあ。

そして急転直下、カタリナの出立もありつつ、次の瞬間には倒れるフォルネウス。シノン4人+ハーマンで挑んだようです。しょっぱなフォルネウスとはやりおる。ちなみにハーマンはこのちょっと前にパブでのんだくれてるシーンがあります。
ここはスクリーンにフォルネウスのドット絵が映されました。この後も結構そういうシーンがあります。術の詠唱の魔法陣的な奴とかソウルフリーズのドクロとかも出てました。
ここのブラックのはっちゃけっぷりときたら。「イエエェェェーーーーイ!!」って立ち上がって「これはサンシャインにかぶせてきたな!」と思いきや「めっちゃホーーーリデーーーイ!!!」。やりおる。

ここで一段落つきまして、ロアーヌにいったん(ほぼ)全員が集まって作戦会議タイムに。もちろんゆきだるまもいるのだ。ブラックがたまらん。あと実力的にハリード>ブラックらしい。それもたまらん。
話の中でボストン、ノーラ、ウォード、ツィーリンが協力していることが明かされます。多分東方はほとんどが協力してるんじゃねえかな。劇中で言及があった登場人物はたぶんここで出たので全員です。のちに登場する、ちゃんとキャスティングされてるミューズとかは置いといて。
パーティを3つに分け、神王教団討伐、ビューネイ討伐、グゥエインの説得に向かうことに。原作でもこういうルートほしかったなあと思う良い展開でした。あんだけキャラいるわけだし。

組み分けが決まったところで一幕終了。大体一時間くらいだったかな。15分の休憩を挟みます。
確か1幕のどこかだと思うんですけど詩人が「私は聖王記詠みの詩人ですから。なんでも知っているし何も知らないのです」っていうのがすげー印象的でした。詩人って料理し甲斐のあるキャラよね。

15分の休憩をはさんで開幕。ちなみにアナウンスはゆきだるまなのだ。かわいいのだ。
ここからは部隊が3つに分かれていることから場面転換が多いので感想が結構ばらばらになります。読みづらいですがご容赦を。今までのも十分見づらいか。

神王教団チームがエレン・詩人・サラ・ハリードなんですが詩人とサラがいいコンビでね! 宿命の子と聖王記詠みですから、そういえばよくよく絡むべきなんですよね。歌もすてきだった。
マクシムスが流したファティーマ姫の情報に先走るハリードと、プリンセスガードに任命されて別行動になったユリアンにぐぬぬでぴりついてるエレンとかこのへんウフフってかんじでした。

反対にトーマスとミカエル・カタリナのビューネイ討伐組はシリアスでねえ~~それがまた良いのですが、「私が死んだらあれも生きてはおれぬ身よ」ってのはトーマスに言ってました。さらっと言ったけど重いセリフだよね。あとこれもしもハリードにスポットあてないかんじだったらきっとミカエル隊はトーマスじゃなくてハリードだったんだろうなって。でもある意味市民代表といえるトーマスと民を統べるミカエルっていう組み合わせは新鮮かつ物語的に深みがあったように思いました。
ここでカタリナが攻め込んできた200の軍勢を時間稼ぎのために一人で相手にするのですが、マスカレイドの演出が素晴らしかった。もうねえカタリナがほんっとかっこよくてね!! この後も「ウェイクアップ!」って言って暗転ないし発光の演出→スポット当たると武器が変わっているっていう演出があるのですがそれが毎度毎度かっこいい。カタリナの衣装もいいんですよォ~~
んでいくつかの場面を経た後ミカエルが応援に駆け付けるんですが、この時ミカエルがカタリナに秘めていた自分の思いを少しだけ明かすんですよね。でもやり逃げダイナミックの過去を持つカタリナ、また偽物だと思って取り乱して斬りかかるんですよ。あそこよかったなあ。ミカエルがなかなか剣を抜かずに攻撃を受け流しているのが印象的でした。鯉口切った剣で攻撃受けるのかっこよかった。

グゥエインに会いに行ったブラック・モニカ・ゆきだるま・ユリアンは野盗に身を落としたゴドウィンに襲撃されてモニカがつれていかれてしまうのですが、まさかのゆきだるま大活躍。光る逆一本。敵兵その場で宙返り。アンサンブルの方の身体能力しゅごしゅぎィ!! 全体的に高台から飛び降りたりと30-DELUXらしいスーパーなアクションは随所にあるんですけど改めてあそこでほんとすげえなって思った。
テンションあがったブラックのソーンバインド→ブレードロールかっこよかったなあ。
危機を脱した彼らはルーブ山を進みます。洞窟内のギャグシーンのほんわかっぷりよ。ちなみに詩人じゃなくてゆきだるまです。ブラックがギャグメイクをしてくれていたとはいえ結構ぴりぴりするシーンが連続していたので良い緩衝材になりました。ユリモニ公式。

でね。ついに動き出したビューネイの元へ行くために進軍するミカエル隊の戦いのシーンになるんですけどね。やるんですよ。閃き。途中まで真面目に敵と戦ってるんですけどね。トーマスが電球のついたヘルメットをおもむろに被って無双三段ひらめくんですよ。ここはぜひ生で観てほしい。トーマスとミカエルとカタリナが次々一つのヘルメット被って電球ぴこーんさせるの最高すぎる。場内大爆笑。そこでその技閃かないとか言った人が負け。
あれ被るたびにちゃんと留め紐までつけているのでいつかどこかの公演で絶対にヅラとれる。カタリナが多分やばい。100オーラム賭ける。ミカエル(せいじろさん)のアドリブだとばっかり思ってた「気に入らなかったら~」のくだりちゃんと台本にかいてあった。アドリブが採用されたのかもしれないけど。
この閃きのシーンどうやって思いついたんだろうな……

シャールが銀の手を使って元の感覚を取り戻して、ハリードと肩慣らしをするシーンがすごくよかったです。ほとんど言葉を交わさずに打ち合うの男の友情ってかんじだったなあ。自分の代わりを立てたハリードは単身姫がいるという場所へ。まあマクシムスが罠張ってるわけですけど。

ここまでキャスティングされているはずのロビン&デビンたち、序幕しか出番がないんです。しかしここで満を持して登場。ミカエル隊を助けます。がっつり二人の舞台でした。よくたどり着いたな二人。
ゲームなら有り得ないロビン&デビン。最後にはファイナルレターも決めてくれます。このへん殺陣はもちろんかっこいいしコミカルだしでとてもよかった。

ここからハリードの夢の中のシーンがちょくちょく入ってきます。教団とかで出てくるゲームのフードのシンボルがびっくりするくらい完全再現されててびびった。こええなあれ。よくあの床まで付くフード着て裾ちゃんとさばけるなあ……
フードといえば、教団のフード買って潜入するシーンがあるんですけど詩人は帽子が邪魔でちゃんと被れない→帽子とってよ!→いやです→とって!→いやです……ってのがありまして。わかる人がくすくす笑ってました。その後すれ違う少年の「僕に構わないで!」も。

偽マクシムスの喉をためらいなく掻っ切るブラックかっこいい。そして夢うつつのハリードに語り掛けていたのマクシムスだったんですね。気づけなかった。普通にもう夢の中だと思ってた。
ファティーマ姫の槍の扱いが非常に鮮やかだったりエプロンつけてるハリード(器用さ12)がヒュウ度高かったり。男と女の役割とか言っちゃうハリード良い。姫最高にすてき。
夢魔の秘薬「麻薬」って表現されててちょっとびっくりした。言葉の用法としてはあってるんだけどね。現代人からするとね。

倒れ伏すハリードの横でマクシムス&聖王遺物を持った部下VSミカエル隊。まさかのでたらめ矢とマキ割りダイナミック。でたらめ矢はひとつも当たらない(仮)とか数ある技の中でマキ割りダイナミックなところとかファン心理がっちり~~!! ってかんじ。術も結構使ってくれてて詠唱のポーズなんかもあってね。殺陣がマジで全体的に丁寧。
結局マクシムスにとどめをさすのはブラックなんですが、これ「シャールに殺させろや!」とも考えられるし「もう戦場から離れたシャールにとどめを刺させなかったんだな」とも考えられるなあと台本読みながら思いました。ブラック全体的にいいとこもっていく。
戦いが終わって目を覚ますハリード。手にはカムシーン。ゲームやってるとここで「ああ……」って思うんですよねえ……

さてさて、死力を尽くして戦うミカエル隊ですがビューネイには歯が立たず。次々倒れます。グゥエインとの空中戦も行いますがまさかまさかの負け。そして流れる例の音とスクリーンに表示される「モニカのパーティは全滅した……」の文字。場内がめっちゃどよめきました。私もええ……って言っちゃった。かけつけたサラがシャッタースタッフを使ったことで復活するんですけどね。
台本ではいろんな技名が書いてあったのですがちょっと確認できなかったです。もしかしたら技名叫んでないだけエフェクトでやってたのかも。
真のカムシーンを得たハリードと、陣形技クリムゾンフレアの大技でビューネイをついに討ち果たします。台本ではパワーレイズの陣形を組むって書いてありました。もしかしたら真ん中あたりからちゃんと観れば陣形組んでるのかもしれないです。

四魔貴族の幻影を討ったということはアビスゲートが閉じるわけで。原作通り少年の代わりにサラがゲートに入ります。ゲームではさらっと終わってしまうイベントですがトーマスやエレンがいたらとんでもない状況だよなあ……
そしてまさかの「俺たちの戦いはこれからだ!」END。ビューネイ倒してめでたしめでたしにするもんだと思っていたのでちゃんとこの先があることを明示してくれたのはよかったです。この先はちょっとねえ、真魔貴族とか破壊するものとか描かなきゃだから大変だものね。突然破壊するものが出てきても良いきもするけど。
気になるならゲームやってくれよな! ともとれるわけですし終わり方自体はきちんとしていたので消化不良という感はないです。きっと勝って大団円なんだろうなって思えるし。

おまけコーナーはシノン組でした。トーマス役の方すごくフレンドリーだった。お稽古中はサラとエレンの姉妹関係が逆だったらしいとかユリアンは初主役級で緊張づくしだったとか、笑いの絶えないあっという間の10分でした。でたらめダイナミック。詩人役の方のまわしテクうめえ。




とりあえずこんなかんじかな。台本片手だとこんなに長くなるのか……
ロマサガ3ファンはまず間違いなく納得のいく作品でした。ほんとに行ってよかった。
しばらくふわふわしたテンションになりそうです。リメイク楽しみ。
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